太陽グループ自動車教習所の

企業さま向け
運転研修

交通事故ゼロを目指して!

プロの中のプロ“交通心理士”が所属する教習所

「気づきがもたらす行動変容」
—事故防止への新たなアプローチ

私たちの企業向け安全運転研修は、ドライバーの自己認知を高め、行動を根本から変えることで、事故リスクを減少させることを目指しています。単に運転技術を向上させるだけではなく、自己の危険行動に気づき、自ら行動を改善することが、最も効果的な事故防止策であると考えています。研修事業の開始当初は初心運転者教育同様に基本的な運転技術を向上させる研修を行いましたが、ドライバーが運転に慣れると速度を上げるなどの危険行動が増加してしまいました。次に、より高い技能や知識を提供しましたが、ドライバーが過信し、かえってリスクの高い運転を行うケースが見られました。そこで、交通心理学を取り入れ、自己認知を高める手法を導入しました。この研修を通じて、ドライバーは自らの危険行動に気づき、自発的に行動を変容させるようになりました。事故防止に繋がるのは、経験や技術だけではなく、「気づき」による行動改善です。ほんの少しの変化が、重大な事故を防ぐ力になると信じています。私たちの研修で、ドライバーの安全意識を高め、くるま社会の安全文化が向上することを願っております。

業務推進室 室長小薗江 仁

太陽商事株式会社

大手物流業界でセンターリーダーとしてキャリアをスタート。物流のデジタル化と合理化を推進し、効率的な運営体制の構築に貢献。その後、自動車教習所に転職し、普通車から大型二種までの検定員資格を取得し、自動車運転の知識と技能を身に付けた。また、カウンセリングや運行管理者講習の実施を通じ、交通安全に関する専門的な知識と技能を身につけている。さらに、会計、金融、ITに関する資格も保有しており、幅広い分野において専門知識を活かしてきた。その後、大手インフラ企業の安全グループに所属し、車両安全管理に加えて、テレマティクス導入支援や開発アドバイザーとしても活躍。さらに、指導者養成やライセンス制度の運用など、様々な業務を手掛け、企業の安全運転体制の強化に尽力した。交通心理学会にも所属し、交通心理士としての専門的な知見を活かし、テレマティクスと運転挙動に関する研究を全国大会で発表。現在も研究を続けており、最新の技術や知識を常に取り入れている。また、AIやIoTデバイスを活用した車両・人材管理システムの開発アドバイスも行うなど、先進的な技術への取り組みも積極的に行う。これまでの豊富な経験と幅広い知識を活かし、企業向けに多様なニーズに応じた安全運転研修を提供。心理学を駆使したメニューだけでなく、車両安全、テレマティクス、指導者養成、AI・IoTデバイスの活用といった最新技術を組み合わせた総合的な研修プログラムを展開し、交通社会の安全と発展に貢献している。

研究実績

日本交通心理士学会 2018年度(第15回)京都大会「CRT運転適性検査結果と危険挙動の関係」発表論文集 p44、45